私の住んでいる家は
自分が第一入居者であり
今年で築4年目に入ります。
初めてこの部屋に足を踏み入れるなり
とても気に入っていて
今でもその気持ちは変わらずです。
ドイツへ来て今まで
色々なお部屋に住んで来ました。
一番初めに住んだ部屋は
就職先の方で用意されていたんですが
ビジネスホテルみたいな部屋でした。
ドイツへやってくる際に
ここで末長く過ごすんだ!
そう決めていたので
ある意味、初めてのアパートに入った際
これから新生活を始めるんだと言う
ワクワクした気持ちと
部屋に入ってみて
部屋の作りが、どうもビジネスステイの長期滞在者向け的な
作りが、テンションを下げました。
実際、これはミュンヘンで起こった事なのですが
アパートの立地は完璧
街のメインストリートまで
徒歩5分
イザール川が目の前を流れていて
その前に、クラブやビアガーデンなどがあり
楽しい場所でした。
ただ、キッチンが
きちんと料理をする人のための設計になっていなく
荷物を置いて、寝泊まりするだけのお部屋でした。
その後、訳あってベルリンに1ヶ月ほど住むことになったんですが
それが急すぎて
ネットの書き込みを見て連絡をくれた
日本人とドイツ人のカップルにお世話になりました。
この際、ベルリン特有の
天井の高い大きなAltbauのアパートへ1ヶ月住む事になったんですが
このお部屋には、バスタブがついていました。
その代わり
冷蔵庫とインターネットがありませんでしたが・・
10月から11月にかけての
比較的寒い時期だったので
食材は、まぁカナリ試行錯誤して買いましたが
時折、牛乳やお肉を買っては
窓の外にぶら下げたりしたなぁ。。
そして、ネットがないからこそ
今考えると、物凄く考え事に集中していたし
真面目な時間を送っていた気がします。
その後、旧東ドイツだったChemnitzと言う街に
4ヶ月ほど移り住む事になりました。
そして、ここでの生活がドイツへ来て初めての
WG
しかも、バスタブ付き!
この時も、新築の第一入居者と言う事で入ったのですが
女性3人で
韓国
ドイツ人
日本人
という組み合わせ
作った物をシェアーしたり、一緒に映画を観たり
楽しい時間を過ごしたのを覚えています。
その後、ハンブルクに引っ越しする事になるのですが
この際もネットから連絡をくれた日本人の紹介で
その人のNachmieterとして
見知らぬ3人でのWG暮らし
ここでのWGは、大家さんが毎回入居者を決めるので
様々な人と出会い、経験もしました。
6年間の生活でしたが
最後には私が一番長い入居者になっていました。
決して大きくない部屋でしたが
立地が便利だったのと
長年住むと湧く愛着にかられて
なかなか、引っ越したいと思う気が起こりませんでした。
そして、現在の部屋へは
4年前に入居したのですが
引っ越しを決意できたきっかけは
6年も共同生活したし、久しぶりに一人で自立した生活を送りたい。
そういう思いからでした。
部屋探しは本当に縁だと思います。
自分は部屋の見学に行ったのは2度のみでしたが
初めての見学会は
一つの部屋のために、約束の時間の30分ぐらい前には
50人ぐらい待っていたんじゃないか❓
アパートの階段もこの日の見学者であふれていたし
数人ずつグループで部屋の中を案内されました。
きわめつけは、書類への記載
その記載枠内容には
外国人である自分にはこの数十人から部屋を勝ち取るチャンス薄い
そう思える内容でした。
で、2軒目が今住んでいるこの部屋です。
こちらはネットで出来上がり前の想像写真のみで
それを観て、インスピレーションで決めました。
決めたといっても
見学会の申し込みですが。。
見学会は完全予約制で、一人の担当者がまだ工事中の中でも
見学用に用意してあった、出来上がった部屋に案内してくれるものでした。
このスタイルが、自分の求めているものと一致して
是非ここに入りたい!
そう思えたのです。
実際不動産屋から、部屋が決まりました。
そう連絡があった際
当時のWGの部屋にもこのまま住み続けてもいいと思っていたので
気持ちが物凄く動揺したのを覚えています。
ただ、自分が動いて勝ち取ったチャンスを無駄にしてはいけない
そう思ったので、引っ越したわけです。
4年目に入って
入居当時からここに住み続けている人は
半分半分といった感じになって来ました。
というのも、エリアもあり
このアパートには、学生さんと若い就職したての人が多い気がします。
どちらも、引っ越しを頻繁にする年齢層
私はあまり変化が多いのが好きでないので
居心地の良さに任せていたら
気づくと、今年で4年目です。
バルコニーを去年きちんと掃除しなかったので
今年はきちんと掃除しようと思います。
そして、4年も住むと
少し物が増えている気もするので
身の回りの整頓もしつつ
いつもお世話になっているお部屋に
感謝の気持ちを込めて
掃除もしていきたいし
引き続き大切に使いたいと思います。
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