寒さが増すドイツでは貝類がシーズンを迎えています。
その中でもムール貝(ドイツ名:Miesmuscheln)は
ドイツ人にも親しみがあり街のいたるところで見かけます。
基本的に肉食に慣れているドイツ人、魚介類は肉に比べ人気が劣り
その中でも魚は食べる方だけれど甲殻類は苦手という人が多いです。
レストランで働いていた頃
フレッシュな帆立貝を仕込んでいる同僚らが
ホタテの貝柱以外のパーツは全て捨てているのを見ていました。
タコも仕込み段階で数時間かけて柔らかく煮ており
どうもあのぐにゃぐにゃした感触がダメとの事。
そんな人が多い中このムール貝は唯一受け入れられている貝と言えましょう。
ドイツの貝類シーズンは英語で
月の名前の最後にERの付く月(9月から2月)と言われています。
私はムール貝を家で料理する際には
バター白ワイン蒸しにすることが多いです。
お野菜が欲しい時はこの蒸し物にジャガイモやマッシュルームを加えて
仕上げにパセリと胡椒で味を整えます。
シーズン真っ盛りのムール貝は普段よりも身が大きく
プリプリしていて美味しいですよ!
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